雲雀ヶ丘だより栄養課

災害時における食事提供の訓練を行いました

 

11月9日(日)

 

地震等の災害により停電が発生した場合を想定した、災害時における食事提供シミュレーションを行いました。

 

 

停電を想定しているため、調理はガスが熱源の調理機器のみを使用して行いました。また、断水が発生するリスクも考慮し、食器等は普段のメラミン食器ではなく、使い捨てのディスポーザブル食器を使用しました。

 

災害時でも必要なエネルギーをしっかり摂取できるような献立を心がけ、

【   常 食   】

ご飯、ビーフカレー、コンソメスープ、MCTゼリー、野菜ジュース

【 きざみ食 】

全粥、たらの彩りあんかけ、コンソメスープ、MCTゼリー、すりおろしりんご

というメニューにしました。

【 常食 】               【 きざみ食 】

 

提供前には、患者さんや職員の間で「災害食だから味は良くないんでしょ?」という声も聞かれましたが、実際に提供すると、残食も少なく、「美味しかった」という声が非常に多かったです。

 

当院では、50人へ10日間食事を提供することが可能な量の災害食を備蓄しています。

消費期限が迫っている食品はアレンジを加えて普段の給食で使用し、再び新しい災害食を購入し備蓄する「ローリングストック」を実施することで、もしもの事態に備えながらも、食品ロスを出さない食事提供を心がけています。

 

今後も栄養課では、災害時であっても、安全でできるだけ美味しいお食事を提供できるよう、日頃の備えに努めて参ります。

 

 

【 行事食 】十五夜

10月6日(月)

 

今日は、十五夜の行事食を提供しました。

 

≪ 本日のお品書き ≫

・鶏つくね丼

・すまし汁

・いんげんのおかか和え

・みたらし団子風デザート

 

 

当院では丼ものの人気が高く、丼ものが出る金曜日を楽しみにしてくださっている患者さまが多いため、今日は満月に見立てた温泉卵を乗せた、鶏つくね丼を提供しました。

 

外に出ることを制限された生活をされている中で、お食事を通して、少しでも季節を感じていただけるよう今後も取り組んでいきたいと思います。

 

次回の行事食もお楽しみに。

 

 

【 行事食 】お盆休み

 

8月18日(月)

 

お盆休み真っ只中ということで、今日は行事食を提供しました。

 

≪ 本日のお品書き ≫

・お赤飯

・天ぷら盛り合わせ

・すまし汁

・ほうれんそうのからし和え

・水ようかん

 

 

東北や信州では、お盆休みに天ぷらを食べる習慣があります。お盆に食べる天ぷらは「精進揚げ」と言われ、肉や魚を避け、野菜やきのこが主役です。衣にも卵は使用せず、小麦粉と水のみで衣を作ります。

 

1つの行事でも、特別な催しがあったり、食べるものが違ったりと、地域によって異なる風習がたくさんあります。今後も、行事食を通してたくさん紹介していきたいと思います。

 

次回の行事食もお楽しみに。

 

 

【 行事食 】夏至

 

6月20日(金)

 

6月21日は「夏至」ということで、今日は行事食を提供しました。

 

≪ 本日のお品書き ≫

・ご飯

・さばの香味ねぎだれ

・具だくさんみそ汁

・長芋梅肉和え

・水菓子 抹茶羹

 

 

夏至は、1年の中で最も昼間が長い1日で、「夏に至る」と書く通り、この頃から本格的な夏の暑さが始まると言われています。

 

気温も高くなってきたので、ねぎや梅などを使用し、さっぱり食べられるメニューにしました。暑くなると食欲も低下しがちですが、よく食べて、暑い夏を乗り切っていきましょう。

 

次回の行事食もお楽しみに。

 

 

【 行事食 】昭和の日

 

4月28日(月)

 

4月29日は「昭和の日」ということで、今日は行事食を提供しました。

 

≪ 本日のお品書き ≫

・オムライス

・ポタージュ

・アスパラサラダ

・プリン・ア・ラ・モード

 

 

昭和時代は、長く苦しい戦後が過ぎ、高度経済成長期を迎えたことで日本が大きく飛躍しました。人々の生活にも大きな変化を与えた時代であったため、「激動の日々を経て復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」という意味を込め、「昭和の日」が国民の休日となりました。

 

今日は、そんな昭和時代を思い出すような、昔懐かしい喫茶店風メニューにしました。デザートも少し豪華で、患者さまにも喜んでいただけたようでした。

 

次回の行事食もお楽しみに。