雲雀ヶ丘だより雲雀ヶ丘だより

消防訓練を実施しました。

今年度2回目となる避難訓練を実施しました。
病院では、年に2回の消防訓練が義務付けられており、今回は夜間を想定し、火元確認、初期消火、通報、患者さんの避難誘導を行いました。

避難訓練の後には、消火器や屋内消火栓を用いた消火訓練も実施し、正しい操作方法を学びました。実際に消火栓のホースを持って放水した職員からは「水圧が非常に強く、手から離れそうになるほどの力を感じた」との声がありました。

普段は設備として目にするだけの消火器や消火栓ですが、実際に操作してみることで、その難しさや注意点を改めて理解することができました。今回の訓練を通じて、設備ごとの違いを学び、実際の操作感を体験できたことは大きな成果となりました。

今回得られた学びを今後の安全対策や災害対応に活かし、より安心できる医療環境づくりに職員一同努めてまいります。

 

 

参考サイト

消火栓と散水栓の違いについて詳しく解説されています:
全国消防点検.com「消防用の補助散水栓とは?消火栓との違いや使い方を解説」

災害時における食事提供の訓練を行いました

 

11月9日(日)

 

地震等の災害により停電が発生した場合を想定した、災害時における食事提供シミュレーションを行いました。

 

 

停電を想定しているため、調理はガスが熱源の調理機器のみを使用して行いました。また、断水が発生するリスクも考慮し、食器等は普段のメラミン食器ではなく、使い捨てのディスポーザブル食器を使用しました。

 

災害時でも必要なエネルギーをしっかり摂取できるような献立を心がけ、

【   常 食   】

ご飯、ビーフカレー、コンソメスープ、MCTゼリー、野菜ジュース

【 きざみ食 】

全粥、たらの彩りあんかけ、コンソメスープ、MCTゼリー、すりおろしりんご

というメニューにしました。

【 常食 】               【 きざみ食 】

 

提供前には、患者さんや職員の間で「災害食だから味は良くないんでしょ?」という声も聞かれましたが、実際に提供すると、残食も少なく、「美味しかった」という声が非常に多かったです。

 

当院では、50人へ10日間食事を提供することが可能な量の災害食を備蓄しています。

消費期限が迫っている食品はアレンジを加えて普段の給食で使用し、再び新しい災害食を購入し備蓄する「ローリングストック」を実施することで、もしもの事態に備えながらも、食品ロスを出さない食事提供を心がけています。

 

今後も栄養課では、災害時であっても、安全でできるだけ美味しいお食事を提供できるよう、日頃の備えに努めて参ります。

 

 

新しいレントゲン装置を導入しました。

当院に新しいレントゲン装置が搬入され、いよいよ稼働を始めました。長年活躍してくれた旧装置は、導入から今まで毎日多くの患者さんの診断を支え、数えきれない枚数の画像を撮影してきました。「あの機械にはいろんな思い出があります」と話すのは、操作に携わってきた放射線技師さん。別れは名残惜しいものの、「次の世代の装置が、さらに精度の高い検査を支えてくれる」と期待を寄せています。
今回導入された新装置は、撮影時間が短く、より少ない被ばく量で高精細な画像を得られるのが特長です。これにより、患者さんの負担は大きく軽減されます。例えば胸部撮影では、旧装置に比べて撮影時間が約30%短縮。小さなお子さんや高齢の方でも、息止めや姿勢保持の負担が少なくなります。
これからも安全で正確な検査を提供し、診断・治療に貢献していきます。患者さんにとってより安心できる医療環境をつくるため、新しい装置とともにスタッフ一同取り組んでまいります。

【 行事食 】十五夜

10月6日(月)

 

今日は、十五夜の行事食を提供しました。

 

≪ 本日のお品書き ≫

・鶏つくね丼

・すまし汁

・いんげんのおかか和え

・みたらし団子風デザート

 

 

当院では丼ものの人気が高く、丼ものが出る金曜日を楽しみにしてくださっている患者さまが多いため、今日は満月に見立てた温泉卵を乗せた、鶏つくね丼を提供しました。

 

外に出ることを制限された生活をされている中で、お食事を通して、少しでも季節を感じていただけるよう今後も取り組んでいきたいと思います。

 

次回の行事食もお楽しみに。

 

 

秋の健康診断

朝夕の気温が徐々に下がり、季節の移ろいを感じる頃となりました。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
当院では、労働安全衛生法に基づき、年2回の健康診断を実施しております。先日、今年2回目となる健康診断を無事に終えることができました。
健康診断は、病気の早期発見はもちろんのこと、日々の生活習慣を見直すきっかけにもなる、大変重要な機会です。職員一人ひとりが、自身の健康状態を把握し、検査結果を通じて現在の体の状態を客観的に知ることで、今後の健康維持・増進につなげていくことができます。
今後も、職員の皆さんが安心して働ける環境づくりに努めてまいります。