臨床心理課
私たち臨床心理課は、心理検査や心理面接を通して
患者さんのこころを理解し、患者さんが自分らしさを
取り戻せるよう、あるいは新しい自分らしさを
見つけられるようお手伝いします。
心理検査
ものごとの捉え方、考え方、感じ方といった現在のこころの状態や、お困りの症状を理解するために行います。こころのさまざまな面を理解するために、いくつかの心理検査を組み合わせることもあります。所要時間も30〜90分程度とさまざまです。ご希望の際は、主治医にご相談ください。
知能検査
考える力、作業を行う力がどれくらいあるのか、また、それらの得意不得意のパターンを把握します。
例)WAIS-IV知能検査、田中ビネー知能検査
人格検査
症状をはじめとした現在のこころの状態、性格傾向などを把握します。
例)ロールシャッハテスト、SCT、描画テスト(バウムテスト、HTPテスト)
認知機能検査
記憶力、理解力、判断力、集中力といった生活するために必要な力を把握します。場合によっては、ご家族からお話をお聞きすることもあります。
例)HDS-R、MMSE、MoCA-J、FAB、リバーミード行動記憶検査、CDR
カウンセリング(心理面接)
こころの中にある思いを言葉にして見つめ直すことで、新たな気づきを得たり、とらわれていた考えから解放されたりといった変化を促します。
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主治医にご相談ください。
当院に通院中の患者さんに限ります -
心理検査を行います。
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症状をはじめとしたお困りごと、これまでの生活についてお聞きします
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主治医と公認心理師が心理検査の結果などをもとに、患者さんの治療にカウンセリング(心理面接)が必要かどうか検討します
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カウンセリング(心理面接)開始
※1回50分程度です。
※予約制になります。診察と同日に予約をお願いします。